内容説明
憧れ、迷い、希望、苦悩…世界中の母親の気持ちに寄り添う1冊。
著者等紹介
グレバン,カンタン[グレバン,カンタン] [Gr´eban,Quentin]
1977年ブリュッセル生まれ。ブリュッセルのサン・リュック美術学院でイラストを学び、卒業後すぐにデビュー作となる絵本をミジャード社から出版。以来、子どものためのお話から古典の名作まで幅広くイラストを手がけ、ボローニャ国際児童書展で何度も入選。世界中で著書が翻訳出版されている
デルフォルジュ,エレーヌ[デルフォルジュ,エレーヌ] [Delforge,H´el`ene]
文学を専攻したのち、教師・ジャーナリスト・コラムニストとして活動。『ママン』が初の著作となる
内田也哉子[ウチダヤヤコ]
1976年東京生まれ。エッセイ執筆を中心に、翻訳、作詞、バンド活動(sighboat)、ナレーションなど、言葉と音の世界に携わる。幼少のころより日本、米国、スイス、フランスで学ぶ。三児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
新刊コーナーから。今も昔も世界中で女性が、少女が、母親になっている。安全でない地域もあるし、シングルマザーもいる。女性は母になると永遠に母親だ。もちろん女だし、そのことをずっとわかってくれるパートナーがいればもっと幸せだけど…。そんなことを思いながら読みました。2021/06/08
ヒラP@ehon.gohon
30
31人の母親が、それぞれに子どもに向けての思い、母親としての葛藤、日常の中での親子の対話を語ります。 濃厚で詩情あふれる作品です。 イラストのような絵にも目を奪われました。 様々な国、民族を超えて、母親はやっぱり母親だと再認識しました。 母としての気持ちは共通してますね。2021/06/04
リコリス
24
ママン。なんて甘くて安らかな響きなんだろう。 1ページごとに違う世界のお母さん達に出会う。 祈ったり、迷ったり、誰も同じだと力が抜ける。 お母さんの子でよかったと思える母の日の一冊。2023/05/14
ツキノ
23
2021年4月発行。「母」の気持ちはそれぞれ。世界の様々な母が子に語り掛ける。右側に大判のカラー絵、左に文章とモノクロの小さな絵。3点揃って響いてくる。いろんな母がいるが子をおもう気持ちの根底は同じなのではないか。母乳に関する諸々のアドバイス(日本だけじゃないんだ!)に対する母の毅然とした姿が印象的。絵のカンタン・グレバンの作品『おやゆびひめ』を読んだことがある。訳とあとがきは内田也哉子。プレゼントにも素敵な一冊。(E177)2021/07/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
19
世界中のお母さんたちの子どもへのメッセージ。内田也哉子さん訳。人と違っていたって、子どもを思う気持ちはみんな一緒。「世界中のお母さん あなたがあなたでありがとう」「世界中のお父さん あなたがあなたでありがとう」というあとがきにジーンとしました。2022/03/10
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