内容説明
美しいだけじゃない、ミステリアスないわく付きスポット66ヶ所。
目次
1章 怪異の噂のある場所(ラワンセウ/インドネシア;レンウィック天然痘病院/アメリカ ほか)
2章 死者を祀る鎮魂の場所(ソチミルコの人形島/メキシコ;トラジャ族のタウタウ/インドネシア ほか)
3章 遺棄された場所(ボディ/アメリカ;コールマンスコップ/ナミビア ほか)
4章 謎と奇跡が伝わる場所(ゴールデンロック/ミャンマー;スリー・パドマナーバスワーミ寺院/インド ほか)
5章 謎多き遺跡が残る場所(トゥーラの巨大戦士像/メキシコ;オルメカの巨石人頭像/メキシコ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウッディ
113
怪異の噂のある場所、死者を祀る場所、遺棄された場所、 謎と奇跡の場所、そして謎多き遺跡、美しくも妖しく、写真とは思えない風景の数々は、怖くても心惹かれるものがありました。ペストの流行で取り残されたウェールズの修道院の廃墟は、ひっそりと雪の中に佇む姿が美しい。チェルノブイリ原発の事故で、二日後の開園を迎えられないまま置き去りされ、廃墟になった遊園地、三人の灯台守が謎の失踪を遂げ置き去られたスコットランドの灯台、これらの風景の美しさと儚さは、ドラマと人々の想いが彩りを添え、読者の心に訴えているような気がする。2022/06/05
コットン
104
不思議、ぞっとするような世界の場所や建物を紹介している。流石に古城にはいろいろあるようです。印象に残ったのは①死者の呪いから逃れるため持ち主が死ぬまで増改築を続けた屋敷(ライフル銃で有名なウィンチェスター社の2代目未亡人の邸宅で開けると壁しかないドアや天井に突き当たる階段など⇒”トマソン的だ!!”)。②八角形だらけのこだわりのデルモンテ城③ロレット教会の支柱のない螺旋階段など。2021/03/28
ゆみきーにゃ
103
読友さんの感想が気になり手にした本。タイトル通りの写真集。世界は広い!世界の写真集を見ると本当自分の悩みなんてちっぽけだし、みんな違う。でもそれでいいんだよ!と教えてもらえる。最後はまさかのUFO2021/04/24
Panzer Leader
74
世界中の美しくてミステリアスな場所を「1.怪異の噂のある場所」「2.死者を祀る鎮魂の場所」「3.遺棄された場所」「4.謎と奇跡が伝わる場所」「5.謎多き遺跡が残る場所」とカテゴリー別に分類した写真集。何処も怪しい雰囲気で魅入られたが、寂れた観光地とか遺跡好きの自分としては3と5が特にお気に入り。2021/06/11
nyaoko
72
絵かと思ったら、写真なの!?と、図書館でこの表紙を見た瞬間に心惹かれて持ち帰り。ナミビアのコールマンスコップと言う場所です。砂漠地帯の為、乾燥で建物が守られていてこの状態なんだそう。凄い。日本じゃ見ること出来ない景色。私のオススメはお城。城好きなんで欠かせない。シヨン城、チェイテ城。綺麗で怖くてドキドキ。あぁ、でも廃墟も、遺跡も良かった。アーサー王最後の地のグラストンベリー・トーも最高。見るだけの世界旅行もいいですよ。2022/01/09
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- 和書
- 十七代目中村勘三郎