内容説明
経営はデザインで強くなる!ブランディングは伝言ゲーム!「売る」より「伝える」がブランディングのコツ。企業経営を加速させるブランディング実践法!
目次
1時間目 ブランディングとは何か?(ブランディングデザイナーという仕事;ブランディングは差異化 ほか)
2時間目 ブランディングデザインの考え方(ブランディングディレクション;デザインディレクション ほか)
3時間目 ブランディングデザインの進め方(フォーカスRPCD;ブランディングプロジェクトの進め方 ほか)
4時間目 ブランディングデザインの実践
著者等紹介
西澤明洋[ニシザワアキヒロ]
ブランディングデザイナー。1976年滋賀県生まれ。株式会社エイトブランディングデザイン代表。企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っている。「フォーカスRPCD」という独自のデザイン開発手法により、リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた、一貫性のあるブランディングデザインを数多く手がける。グッドデザイン賞をはじめ、国内外100以上の賞を受賞。大学、企業での講演やセミナーも多数行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Hidetada Harada
9
マーケティングとブランディングの違いに重点を置いて解説されているのが印象的でした。既存のリソースを最大限活用して売り上げを伸ばすのがマーケティング。他者との違いを訴求してブランド価値の向上を図り、その結果として売り上げを伸ばすのがブランディングとのこと。自分にとって今何が欠けているのかを見つめるきっかけになりました。2022/11/27
ろぶくん
9
ブランディングとは何か。マーケティングとの違いに始まり、実際にどうやってブランドを作っていくかを解説した本。後半に実際にリブランディングした事例があってわかりやすい。2022/05/29
文
4
仕事の参考のために読みました。わかりやすい言葉でブランドとは、が説明され、具体例も多いので読みやすかったです。まさに教科書といえる本でした。2021/04/24
みきぷいぷい〜ん
3
デザイン学生こそ知っておきたい心構えだと思う。私自身マーケティングとブランディングを混同していたが、マーケティングは「売るゲーム」、ブランディングは「伝言ゲーム」と棲み分けできるそう。そして伝言ゲームを円滑化する「フォーカス」は言うまでも無さそうだが、大企業ほど「誰からも企画がてんこ盛りにされたことに異議が出ない」問題が起こりがちらしい。ブランディングは元来「差異化」だが、デザイナーは「らしさ」が伝わる既存のデザインコード分析も丁寧に行う事。学生には抽象度が高く即効性は低いが、後々ジワジワ効いて来そうだ。2025/10/13
桧山
3
抽象的な部分が多く読むのにちょっと時間がかかった。ブランディングはじめたいなら考え方としては有効だと思う。ただちょっと作者は自分の宣伝がやや強い気がした。他のおすすめ本はさらっと書いてるのに自著だけ写真つきQRつきとか露骨。2023/04/29