出版社内容情報
「働く」が一番、オモシロイ!
林業・農業・漁業から、製造・建築・医療・飲食……ホストクラブまで!様々な業種で働く普通の人々が、自分の仕事を誇らしくアピール。ほぼ合成なしの一発撮りで、仕事の内容を動きのあるシーンで再現します。一生懸命働くことが、ともすればネガティブに扱われることもある時代に、働くことの楽しさ・格好よさを伝える写真集です。
杉山雅彦[スギヤママサヒコ]
著・文・その他
内容説明
「働く」が一番、面白い。ほぼ合成なしの一発撮り!
著者等紹介
杉山雅彦[スギヤママサヒコ]
1972年生まれ、静岡出身の写真家。写真スタジオ「フォトスタジオ ピース」代表。企業広告などを目的とした劇場型集合写真「ジャパニメーションフォト」でメディアの注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キク
63
企業広告を目的とした劇場型集合写真集。被写体の人たちと事前に会議で作り込んでいく。ぶっちゃけ「ヤラセ」なんだけど、すごく楽しそうに参加している。スーツを着てるのは自治体とホストクラブだけで、あとは制服というコスプレで精一杯自分の仕事を表現している。そのノリに、仮装大会となった高校の卒業式を思い出した。こういうバカらしさを楽しめるって、平和でゆとりがあるからだし、すごく大事なんだと思う。「大事なこととは軽やかに向き合い、バカらしいことは真剣に取り組む」って今考えたけど、真理かもしれない。座右の銘にしよう。2022/11/27
Panzer Leader
55
様々な企業・団体・事業所で働いている人たちの集合写真を著者言うところの「ヤラせドキュメンタリー」方式で撮影した写真集。合成写真でしょ?と思わせるほど動きのある構図なのに合成なしの一発撮りというのが凄い。笑顔や真面目な表情で写っている人たちもみんないい顔していて、眺めているだけで元気が出るような一冊。2021/02/21
たまきら
37
とっても楽しい会社のポートレートです。修正ゼロとは信じられない!な作品、そして撮影時の苦労話がとっても面白くて、長々眺めていました。いいなあ、やらせドキュメンタリー♡ローカルな雰囲気もまた素敵でした。2021/01/09
おかむら
33
色んな会社や職場紹介写真集。コレがめっちゃ楽しい! まえがきによると、大量のストロボを使うことにより合成したかのような不自然さと、人々の勢いある表情、時間が止まったかなような効果を出しているとのこと。まるで合成のようでほぼ合成でないってとこがなんともすごいわ楽しいわ。働くのって楽しいかもと思わせちゃう強引力。ポジティブなのにイヤミがないのが良いところ。第16回(2019年)絲山賞受賞。← 絲山秋子が毎年1冊いちばん良かった本を選んで差し上げてる賞だそうです。2020/12/27
ごへいもち
32
読友さんご紹介本。何人もの決定的瞬間を同時に撮れて合成なしってすごい。聞けば1枚の写真のために数日かけたりするらしい…2020/02/04