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内容説明
アマテラスのおさめる高天原(天上界)で騒ぎを起こし、葦原中国(地上界)に追放されたスサノオ。八岐大蛇から美しい娘クシナダを救うため、すさまじい闘いを繰り広げます。出雲の地を舞台に、スサノオの壮大な物語が幕を開けます。大迫力の神話絵本誕生!
著者等紹介
飯野和好[イイノカズヨシ]
1947年、埼玉県秩父生まれ。『ねぎぼうずのあさたろうその1 とうげのまちぶせ』(福音館書店)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。『みずくみに』(小峰書店)で第20回日本絵本賞受賞。絵本の読み語り公演で、股旅姿で全国を渡り歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
60
荒ぶる人間の神・スサノオ✨✨✨天照大神の弟でもある。8人もの娘がいながら7人を八岐大蛇に喰われ、あと1人クシナダヒメだけが残っている可哀想な夫婦。そうはさせじと颯爽と現れたスサノオは八岐大蛇を退治すると約束、その通りに。美しいクシナダヒメと結婚し、沢山の子どもに恵まれた😊頭が分かれる、何個もあるっていうのはJaws シリーズにもあるけど、こちらが本家本元ですよね???(笑)2024/05/05
リリー・ラッシュ
26
飯野和好さんの絵は今まで見た八岐大蛇の絵の中で一番不気味でした(苦笑)スサノオが八岐大蛇を退治する場面は飯野さんらしい迫力のある絵と文で読みごたえがありました。「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」次に八重垣神社にお参りする際は、この飯野さんの絵と文を思い出しながらお参りすると思います。2021/11/07
なにょう
13
神社の参道にある喫茶店にて。暴れん坊スサノオの好敵手、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)。恐ろしい絵だったね。無事、ヤマタノオロチを成敗したけど、アマテラスはこの弟には、ほとほと手を焼いたよね。2022/03/26
マー兄
12
私自身も絵を描いているのですが、 あなたの絵も、世の中の役に立てなさい。 と言われているようで、感動しました。 飯野和好先生、ありがとうございました。2022/05/10
ヒラP@ehon.gohon
11
正直言えば、この絵本を製作した飯野和好さんの動機がよくわかりません。 神話のシリーズが始まるのでなければ、スサノオの一点ピックアップは、他の神話との関係性において、あまりに孤立してしまうからです。 スサノオにポイントをあてて、荒々しく野生的に描きあげた飯野さんのエネルギーに感嘆しつつ、この絵本のカバーや奥付けに紹介されているスサノオという神の、他のエピソードが気になりました。2018/07/30