出版社内容情報
市橋織江、6年ぶりの作品集!様々な都市の今を独特の距離感を持って切り取り続ける写真家市橋織江。6年ぶりとなる作品集に綴られるのは、移ろいゆく時間のなかから心が騒つくような感覚を拾い集めようとする旅で巡り会った、ある街の5日間の光と影。すべて新作撮りおろしです。
内容説明
移ろいゆく時間のなかから心が騒つくような感覚を拾い集めようとする旅で巡り会った、ある街の5日間の光と影。
著者等紹介
市橋織江[イチハシオリエ]
1978年生まれ。数々の広告や雑誌、アーティストの写真を手掛ける。映画「ホノカアボーイ」の映像撮影、TVCMなどムービーカメラマンとしても活動。また、写真展や写真集での作品発表も行い、写真集も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずな
16
ブックホテルで部屋に置いてあった一冊の写真集。人との交流もいいけれど、ひとりでほっと一息つく時間は大切だな、とパラパラめくりながら思った。どこか外国の日常を切り取ったような写真たち。知らないのに知っている、そんな情景。たまにはこういうのもいいね。2022/05/24
ヘジン
7
編集者は本作を「心がざわざわします」と評したそうだけれど、自分はピントがややぼけていて、加工しすぎの強烈な色味ではなくぼんやりとやさしくて、眺めていると非常に落ち着いた。ベース音だけ、ギター音だけ、ドラム音だけ拾って音楽を聴くのは好き。2024/06/14
ありす
1
名古屋のランプライトブックスホテルで初めに手に取った本。外国の何気ない一面が切り取られ、名古屋に旅に来たことも相まってワクワクしながら読めた。他の国の風景だけでなく、さらにその中にあるものを切り取っていたのがとても良かった。外国に憧れがあるのは、店や言語、標識などどこも同じ日本にいることが飽きてきた為かもしれないと思った。2018/03/25
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- 和書
- 北の愛人 河出文庫