内容説明
大通りから外れた細い道には不思議な魅力があります。はためく洗濯物、居眠りする猫、遊びに耽る子ども、おしゃべりに夢中な老人たち、窓辺の鉢植え、どこに続くかわからない階段etc.いくつもの物語を夢想させる魅惑の路地写真集ができました。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
363
タイトル通り、世界の路地を探訪した写真集。ヨーロッパが多い。これまでにいろんなカメラマンが各国、各地で撮り貯めた写真をパイ インターナショナルが編集したもの。オペラ座やコロッセオといったモニュメントではなく、またシャンゼリゼや5番街といった華やかな通りでもなく、いわば名もないような路地の光景は郷愁と旅情を甚だしくそそる。まさに街歩きの真の楽しみはここに極まれりという感じである。いずれもそこには物語が秘められているかのような、素晴らしい情景である。ほんとうのというのは変なのだが、そんな街並みが並ぶ。2023/06/10
M
109
途端に物語が始まりそうな、いずれもため息が出るほどときめく写真。。2016/11/27
yomineko@ヴィタリにゃん
68
読み友様からのご紹介本です📚路地と言えど日本とは違うギリシャ、イタリア、スペインそしてパリ。上海の路地は懐かしい。路地ばっかり行っていた。路地で見つけた食堂で凄く親切にしてもらった。だからヨーロッパの路地もきっとそう!ロシアの路地、、、いや~国土が広いからと言いつつそんな雰囲気の所がある。どんな生活をしているのだろうと気になる。中を覗くと幸せな物語が待っている、そんな写真集です。2022/11/04
ビブリッサ
62
石畳の路地って雰囲気があって素敵♪雨の日、傘をささずに通り過ぎる薄情な男性を 追って縋りつきたいわ~。で、思い出の石畳に投げ出される女よ~♪って、、、メケメケかっ!笑2017/07/16
シフォン
48
日本の路地と共に世界の路地も。ギリシャ、イタリアなどヨーロッパは、石やレンガで通りと建物が一体となっている感じで、アートのような雰囲気。スッキリしている印象をうけるのは、白や明るい色に加え、電柱や電信柱が少なく、庇のような出っ張りが少ないせいかしら。「街全体が美術館」と称されるチェコの首都プラハに行ってみたい。南米のペルーやメキシコは写真のようにカラフルなのかな。ベトナム、台湾、中国は、生活感あふれる庶民的な場所が紹介されている印象を受けた。2022/08/16