著者等紹介
ハワード，アナベル［ハワード，アナベル］ ［Ｈｏｗａｒｄ，Ａｎｎａｂｅｌ］
オックスフォード大学クライスト・チャーチ・カレッジで美術史の学位を取得後、イースト・アングリア大学で伝記執筆の修士号を取得。イギリス全土とイタリアの美術館で教鞭を執り、『グラス』『ワールド・オブ・インテリア』『ホワイト・レビュー』等の雑誌に記事を寄稿
シンプソン，アダム［シンプソン，アダム］ ［Ｓｉｍｐｓｏｎ，Ａｄａｍ］
ロンドンやニューヨーク、エジンバラ、ボローニャ、そして日本の展覧会に作品を出展してきた。作品はエル・デコレーション・ブリティッシュ・デザイン・アワードの最終選考に残り、２００９年にはアート・ディレクターズ・クラブ・ヤング・ガンズ・アワードを受賞。近年のプロジェクトには英国アカデミー賞やコンランのためのアート作品、ロンドン・オリンピックの記念スタンプなどがある
岩崎亜矢［イワサキアヤ］
コピーライター（サン・アド）。広告コピー以外にも、「檸檬」の作詞家としても活動
池田千波［イケダチナミ］
英語翻訳者。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程映像芸術専攻修了。現在はフリーランスとして書籍の翻訳に携わっている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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harass
62
名前ぐらいしか知らなかった。またもやほかの抽象画家と混同していた。法学教授だった２９歳の彼は地位を捨て画家になることを決意する。モスクワ生まれの彼は２０世紀の時代に翻弄され、最後の土地フランスにナチス・ドイツが侵攻するも、とくに抑留されることなく彼は７８歳の生涯を終える。個人的に抽象画以前の作品も面白いと感じた。特にこの画家の作風のせいもあるのかもしれないが、彼の生涯と作品に明確な結びつきがあるのだなと驚いた。ただ収録されている作品数が物足りないのが少し惜しい。良書。2017/08/20
拓也 ◆mOrYeBoQbw
26
画集＆解説。基本的に象徴主義の様な幻想絵画が好きな自分ですが、現代美術でもポロック、カンディンスキー、パウル・クレーはじっと眺めてられる好きな画家さんです。特にカンディンスキーは山形美術館に収蔵されててよく視てたので、早いうちから色々調べて見に行ってましたねー（・ω・）ﾉｼ2017/09/05
リッツ
24
この薄さで、カンディンスキーの生涯を分かりやすく教えてくれた。名前と絵は知ってても今までそれほど興味のなかった画家、特に抽象になってからの絵は？？？だったのに。スゴいな、文を読みながら絵を観ていると俄然生き生きと命が見えて、美しいものに。その時の作者の境遇、気持ち、知るだけでこんなにも変わるもんなのか。しかし芸術家の恋愛模様カンディンスキーあなたもか？！とついそちらにも関心が(笑)シリーズものなので、他の画家も要チェック！2016/02/21
葉っぱかさかさ
6
子供向けの本だと思って借りてきたので、思ったより難しくって困った（笑）カンディンスキーの生きた時代の様々な困難を感じた。カンディンスキーとクレーの交友があったあたりの作品が、好きだな。一人の芸術家の時代によって変わる作品の変化ががわかるのが面白いと思った。2016/03/27
takakomama
5
カンディンスキーは、社会状況に疎くて、楽観的で、女性関係にだらしなくて逃げ回っています。仕事よりもプライベートが気になってしまいました。 2023/09/17
