出版社内容情報
この先の日本の暮らしに求められるものは？
総戸数150戸のうち、50戸もの空き室を抱えるマンションのリノベーションの依頼を受けた拓己。それと同時に、旧友に頼まれ、シャッター通り化した商店街の再興に力を貸すことに。2つの案件の根底には、人口減少、高齢化といった、今の日本が抱える深刻な問題がある…。縮小化していくであろう社会に求められることは？ そして、街の工務店に出来ることは？ 拓己が辿り着いた答えは…!? 幸福な住まい、暮らしを追求してきた「家づくりエンターテインメント」堂々完結！
【編集担当からのおすすめ情報】
前作『匠三代』から、5年以上にわたり好評を博してきた人気作の最終巻です。家を買いたい、建てたいと考える時に役立つ下町ホームメイクドラマ…既刊と併せて、是非ご一読ください！
倉科 遼［クラシナ リョウ］
著・文・その他
佐藤 智一［サトウ トモカズ］
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寺内町亭小天狗
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『匠三代』の第二部最終巻。建築用語と業界に触れて、人情溢れる東京・深川の小野寺工務店の泣き笑い奮闘物語。簡要；基礎と構造と断熱と通気と気密が建築重要要素、長期優良住宅認定基準、基礎部分に断熱材、一室空間構造→居室毎の温度差が少ない。本シリーズが、最終巻で完結する。建築知識が全くなかった私でも、多少の建築用語を学ぶことができた。これだけでも、全巻を揃えた価値がある。漫画であっても、私の生涯学習の一環です。2015/09/01
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