内容説明
日本には豊かな自然がある。うつろいゆく四季がある。そして僕たちが暮らすここ京都には、すばらしい伝統文化がある。SOU・SOUの愛らしく情緒あふれる絵柄の、ほぼすべて。テキスタイルを通じて知る日本の四季と美意識、京都で生まれた、380の布の物語。
目次
四季(春;夏;秋;冬)
伝統文化
模様
名物裂が生まれるまで
SOU・SOU誕生の話―若林剛之×脇阪克二対談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
66
sou・souというのは京都にあるデザインブランドということを知った。テキスタイルのデザインが満載。眺めているだけで楽しくなる。そして真似して自分で書き写しても。紹介されているような手書きの味わいはやっぱり見るものをホッとさせてくれる。手元に置いておきたいと思った。図書館本。2016/08/23
ねむねむあくび♪
53
図書館の本。sousouは京都にあるテキスタイルブランド。フィンランドのマリメッコ、NYのラーセン、日本のワコールを経て、sousouのデザイナーになった脇阪氏。200枚以上のたくさんの布地の柄のデザインを、まるで絵画の作品のように鑑賞し、題名を味わい、解説でデザインの意図を知る。美術展の図録を観るような気持ちで、濃く楽しい時間でした。実際に自分が京都のお店で触れたり購入した布地も載っていて『あー、これはこの本で見るより、布地になった状態のほうがとても素敵なんだよね~フフフのフ♪』と悦に入る私でした(笑)2015/10/04
a43
17
1年かけて読んだ(笑) 去年の誕生日にリアル(親)友で読み友が贈ってくれた本。京都のsousouというブランドも初めて知った。テキスタイル(布や織物のデザイン)をオールカラーで網羅しているかわいい本だ。各テキスタイルのタイトル(和語)と英訳(←ステキ)と解説が入っている。解説は詩みたいなのもあり、読んで観て楽しい。最後の方の対談で、デザイナー脇阪さんが70近いお歳だと知り、驚く。こんなにかわいくてポップな柄をおじいさまが!!そこにはプロデューサーの若林(若いんだろうなぁ←)氏の意見を取り入れる脇阪氏の↓2016/06/24
yu67
1
脇阪さんのファンです!どのデザインも素敵!図書館で借りましたが、購入決定です!これだけのデザイン数を載せてくれるのはとっても嬉しい。2016/06/20
パンプキン
0
それぞれのデザインのタイトル(イメージ)からこうなるかぁ〜と一つひとつ見ていくのが楽しいし、参考になる。何でこうなった!?というものは少なく(多分わからないものは私の中のイメージに対する知識が足りないのだろう)、見事にシンプル化されていて美しい。2017/06/05
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- 和書
- 白鳥評論 講談社文芸文庫