内容説明
七宝・メタル・貝・ガラスなどの素材別、18~20世紀の作家別に、ヨーロッパを中心としたコレクションボタン約750点を収録!宝石のようなアクティークヴィンテージボタンコレクション。
目次
1章 素材の世界への旅(18世紀;七宝;メタル ほか)
2章 アートとその素材(アンリ・アム;ジャン・クレモン;ルシアン・ヴェンゴット ほか)
3章 知られざるボタンの世界(ジャポニスム;いくつかの日本のボタン;パトリオティズム(愛国心) ほか)
著者等紹介
エベール,エリック[エベール,エリック] [Hebert,Eric]
ボタン・アクセサリー専門家。フランス、パリ近郊在住。パリとヴァンヴの蚤の市に、幅広い時代に作られたボタンとアクセサリーの専門店を出店している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あじ
70
ボタン界のダイヤモンド、ルビー、真珠が一同に舞踏会を開催した華々しい一冊。18世紀から19世紀のアンティークボタンを中心に、素材、アーティスト別で収録したコレクション。なかでも軍服ボタンがロケット(写真を入れる)タイプの物に時代性を感じると共に、学生服の第2ボタンが担う「肌身に近い存在」の由縁を見た気がする。世が繁栄すれば装飾性が華美になると言います。思えば80年代のOLが好むボタンは、大きく派手でしたね。質素な時代に生きる私は、プレキシガラスのルーサイト(無柄)の繊細さに魅了されました。2015/03/12
マエダ
69
ゲシュタルト崩壊してだんだんチョコレートにみえてくる2017/12/21
雪紫
55
もはやアンティークや工芸品。綺麗、可愛い、今じゃ迂闊に使えない。ガラスのボタンとか使ったら割ってしまいそうだし・・・。こうしてまとめて見ると服に使うのが畏れ多い感覚を覚えてしまう。2023/07/24
けろり
44
可愛らしいボタン達に癒されました♪ 特に興味を惹かれたのは貝のボタンでした。2018/12/07
エディン
29
図書館で展示してあった本。18世紀のアンティークのボタンが美しい。特に、天使や女神、兵隊など、人物が中に描かれているボタンがかわいい。日本にも、薩摩ボタンというアンティークなボタンがあり、人物が描かれたボタンがいい。大阪市にボタン博物館があるということで、行ってみたい。2019/06/09
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