目次
ヨーロッパ・地中海文明博物館（ＭｕＣＥＭ）
フォンダシオン ルイ・ヴィトン
ルーヴル美術館
ルーヴル・ランス
ジャン・コクトー美術館
ＦＲＡＣマルセイユ
コンデ美術館‐シャンティイ城
ｃｏｌｕｍｎ改装美術館
テート・モダン
リバーサイド交通博物館〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
50
確かに凄い！ 独創的な建築物ばかりが60。エルミタージュやヴェルサイユの艶やかさに目が眩みそうです。その中で一つだけ好みが見つかりました。トルコのトプカプ宮殿。青のタイルが美しい。建築家の創造力に脱帽。2016/12/18
なるみ（旧Narumi）
30
いつか世界の美術館を少しずつ訪ね歩く旅を始めたいなぁ、と図書館で借りてみました。写真がとにかくきれいで迫力あり。写真がメインかのようですが、解説文も簡潔で読みやすい。読んでいて清々しい一冊でした。そして訪ねてみたいと思う美術館ばかりでした。2017/05/15
文那2nd
28
北見市の図書館で読了。世界の美術館を集めた一冊。ヨーロッパでは流線型が多く、建築で流線型が違和感なく生かされているのを凄く素敵だなと思いました。今までの建物のイメージはビルのような直線型が頭の中を大きく占めていましたが、流線型でも違和感なく建物として建てられていることに驚きました。ヨーロッパでは流線型の建物が多く、アジアでは直線型の建物が多いような気がしました。また、建物本体だけではなく、光、水の反射そういうものも建物本体を美しく魅せる効果になるのだなと思いました。世界の建築物を見たくなりました。満足です2017/03/14
石油監査人
21
この本は、ザハ・ハディドや安藤忠雄、フランク・ロイド・ライトなどの著名な建築家が設計した世界各地の美術館(６４館)を紹介しています。中でも、ザハの建築物は異質で、外壁が溶けたように湾曲していたり(ヘイダルアリエフ文化センター)、建物全体が斜めに傾いて一部が地中に埋もれたようになっていたり(エリ&エディス・ブロード美術館)と、常識外の形をしているため、外見から内部の構造が分かりません。建物内部の写真などもう少し詳しい情報があれば、「建築がすごい」と言えるのですが、やや物足りない内容でした。写真は綺麗です。2024/02/03
kei-zu
18
紹介される美術館は、歴史的な建築物あり、前衛的な現代建築あり。 東京オリンピックの幻となった国立競技場をデザインした、ザハ・ハディド氏の作品もいくつか掲載されています。 特に惹かれたのが聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館。第二次世界対戦で破壊された19世紀に建造の教会が増改築されたもの。廃墟を覆うような白壁が美しい。 私たちに語りかける美術品が、過去と現代の連続または交錯するところに存在することを端的に示すようです。2021/03/09
