世界の教会

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  • サイズ 文庫判/ページ数 183p/高さ 15X15cm
  • 商品コード 9784756243430
  • NDC分類 526.19
  • Cコード C0072

内容説明

天高くそびえるヨーロッパのゴシック教会、緑の谷にたたずむ小さな教会、一枚岩をくり抜いた謎の教会、飾りで埋め尽くされた南米の大聖堂…さまざまな教会・修道院・大聖堂の外観・内観を160点収録。名もなき多くの人の手で作られ、守られてきた祈りの場へといざないます。

目次

Nupsstadur Church,Nupsstadur,ICELAND
Urnes Stave Church,Urnes,NORWAY
Svalbard Church,Spitsbergen Island,NORWAY
Kautokeino,NORWAY
The Cathedral of the Nativity of the Virgin,Suzdal,RUSSIA
Church of the Transfiguration,Kizhi Island,Karelia,RUSSIA
Skane,SWEDEN
Petajavesi Old Church,Petajavesi,FINLAND
Nikolsky Cathedral,Suzdal,RUSSIA
St.Dormition Orthodox Monastery,Petchory,RUSSIA〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

38
2012年刊。見応えある教会の小写真集。依存心に寄り添うための神聖さがある。依存心が引き寄せた権力の発する威圧感もある。神聖さと威圧感が「安心」の象徴かも、などと思う。ただ、素朴な信仰心も感じる。西行の「なにごとの おはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」は幻想じゃないと思う。依存でなく敬うことが、人間と神が互いを救う太古の信仰に近い気がする。ルーマニア等の小さな教会には、奈良のお寺に通じる清浄な枯れ感がある。ギラギラしていない。聳え立つ大聖堂も、現世のゴウと切り離せば同じではないか。2023/06/25

花林糖

15
(図書館本)余分な説明を排除しているので本当に写真集の様に眺めて楽しめるので◎なシリーズです。好みは東欧とロシア。廃墟になった教会の寂しげな風情も好きです。中米の西欧とはまた違う教会も楽しい。2020/04/04

kei

13
ほぼ写真で構成されていて巻末に教会の歴史が記載されています。個性的な地元の文化と融合した教会がたくさん載っていて旅行気分を楽しめました。2020/12/05

みほ

4
パイシリーズ。アイスランドの教会、かわいい。小人さんが入ってるみたい。なかでもロシアの教会の写真が不思議だった。不思議だったのは教会の建築ではなく、蒼い空の下、空き地みたいにスパッと全面がひらけてて、奥にひろがるように視界がひらけて工場の白い煙が出ていたこと。 一つひとつを取り上げると日常的なのに、合わさるととても気持ちよかった。日本の写真だったら吐き気がすると思うのに。全体的に豪華な教会写真が多かったのでなおさら。少年のような感覚と、寒くとがった空気を感。とても居心地のいいショットなのだ…。2015/01/26

紫雲

3
教会にもいろいろなデザインのものがあるのだなぁと驚きました。ぜひ行ってみたいです。2013/12/08

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