内容説明
作家本人が選んだ代表作50点のほか、描き下ろしの新作イラストや直筆メッセージも収録。世界中から愛される女流陶芸家の創作と半生。
目次
01 Life―生きることは、愛すること
02 Works Products―作品紹介/プロダクト
03 Factory Gustavsberg―グスタフスベリを訪ねて
04 Works Unique pieces―作品紹介/ユニークピース
05 Family―ラーソン家の肖像
06 Interview―リサ・ラーソンの創作と半生
07 New&Reproducts―今、買えるアイテムたち
著者等紹介
ラーソン,リサ[ラーソン,リサ][Larson,Lisa]
1931年、スウェーデン生まれ。陶芸家。1954年にスウェーデンを代表する名窯グスタフスベリに入社。26年間にわたりデザイナーとして活躍し、数多くの名作を残した。独立後はドイツのローゼンタールなど、海外でも活躍。1992年からはケラミークストゥディオン社が作品の復刻を行う。現在も自宅のアトリエで、精力的に作陶に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hoguru
9
リゾナーレ熱海にて。2017/03/29
Bartleby
6
リサ・ラーソンて陶芸家だったんだ、知らなかった。作品集と題されてはいるけど、本書は彼女の来歴と生活を取り上げた本という印象。写真で見ると陽気で生きる歓びにみなぎるおばあちゃん。彼女が作ったティーポットはあまり売れないのに、フィギュアだけはよく売れたからそれをよく作るようになったというエピソードが好き。どの動物キャラクターたちも、アンバランスさが魅力的。丸すぎたり、一部大きすぎたり、小さすぎたり。2022/08/27
明るい果物
5
これ可愛いよ!と貸してくれたので。読んでいると、リサさんの屈託ない素直さというか、陽気なおばちゃんというか、そういうのが感じられた。偶然で、運任せな人生だったと言っているが、やっぱり好きで夢中になっていたのって強いんだろうなあ、と思った。姉にもらったアザラシの置物を持ってるが、確かに素朴で可愛い。観葉植物の横とかに置いてるとよさそうな、暖かい雰囲気の作品が多い。コメントに続く。2016/03/06
suzume
2
表紙を開くと目に飛び込んでくる、林檎の木と青空の写真がとても綺麗。 旦那さんと知り合った日のひとめ惚れのエピソードも素敵です。
maaaaay22
1
古書店でたまたま見つけて、なんか惹かれて購入。なんとなくしか知らなかったリサがとてもとてもキュートな笑顔でいきなり出てきて一気に好きになった!商業的作品をつくる世界にいながらも、工房で自由なユニークな作品作りもさせてもらえたこと、常にオープンに信頼してやらせてもらえていたこと、本人自身があらゆることを面白がって、必然と思ってやってきたことーーほのぼのとしながらも独特の何かをもつ作品をつくれた背景に、そういう健全な世界があったのだなと思った。私の周りにはなかなかそういう世界がないよ。、作っていきたいものだ。2024/08/02