内容説明
デザインを企業経営に活かす!「フォーカスRPCD」で成長するブランドをつくる方法。
目次
第1章 ブランディングデザインとは何か(ブランディングデザイナーが果たす役割;ブランディングとCIは、異なる概念である;ブランディングとは、「差別化」である ほか)
第2章 ブランディングデザインの方法(ブランディングに必要な、3つのもの;「フォーカスRPCD」というデザインプロセス;ブランディングデザインのポイント)
第3章 ブランディングデザインの実践(ひかり味噌;キリン生茶;nana’s green tea ほか)
著者等紹介
西澤明洋[ニシザワアキヒロ]
ブランディングデザイナー。1976年滋賀県生まれ。株式会社エイトブランディングデザイン代表。「ブランディングデザイン」という視点のもと、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発などを手掛け、グラフィック、プロダクト、インテリアなど幅広いジャンルでのデザイン活動を行っている。「フォーカスRPCD」というリサーチからプランニングまで含めた一貫性のあるデザイン開発手法は、多方面より高い評価を得ている。グッドデサイン賞、PENTAWARDS、THE ONE SHOWをはじめ、国内外の受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そう
3
表面的な見た目を整えることがデザインではない。言葉で分かっていても、クライアントワークできちんと言葉通りに実現できている人は少ないのではないかと思う。コンセプトの作り方や、「コード」という考え方がとても勉強になった。改めて、商品やサービスの価値は、作り出されるその現場にいかないと分からない、と思い直した。2024/03/20
doji
2
あとがきにある通り、ビジュアルの成果物だけでなくその過程をテキストで読むことができるので、具体的な考え方を理解するにはとてもいい本だと思う。著者の考え方はすごく真っ当だし、その真っ当さこそが本当のブランディングにつながっていく。読んでいて気持ちがいい本だった。2018/01/22
まつ
2
具体例が出てくるあたりで引き込まれるが、3つぐらい読んだとこで飽きて読み飛ばす感じに。2015/10/16
どりぃ☆
1
本書はデザインの視点からブランディングについて書かれており、私の目指す考え方とリンクしていて胸熱!と思いながら読み進めた。これまでマーケティングの視点から書かれたものを数冊読んで理解不足だった点や目指すものと違うかもという不安が払拭される一冊だった。ブランディングに必要なものの第一に「経営者の熱い想い」を挙げていることや、いいものがあるからブランディングが出来るのであり、美味しくないものを美味しく見せるのはブランディングではない、という考え方に非常に共感。事例についての詳細な記述から深い理解を得られた。2019/09/17
soleil8756
1
世の中デザイン思考流行りですが、これを読むと、つくづく、フレームワーク以前にまず「デザイン」そのものが必要なんだなと思いますよ、本当に。 デザインは何も商品パッケージのような有形のものに限らない。根本のコンセプトから「デザイン」すること。こういうのを本気でやる仕事、おもしろいと思うなあ。良いものの良さをちゃんと伝えるコミュニケーション。差別化できずに利益創出に苦しむ会社こそ、デザイン思考のフレームワークなんかじゃなく「デザイン」そのものをガチでやるべき。2018/05/29
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