小売競争の視点

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784495636814
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C2063

出版社内容情報

コンビニエンス・ストアのライフサイクル、リレーションシップ・マーケティング、街づくりマーケティングなどの問題を、小売市場における競争構造という視点から理論的に分析する。

内容説明

我が国の流通業界は、2000年という新たなミレニアムの年を迎え、大幅な小売店舗数の減少に直面し、また卸売業の再編成、流通政策の転換、情報化の進展、および国際化などが進むなかで、大転換期にある。また、社会的、経済的変化とともに、バブル経済の崩壊以後、消費者の欲求も徐々に変化してきている。こうしたなかで、流通分野では様々な興味深い研究テーマを発見することが出来る。本書ではこれらのなかで重要と思われるいくつかのテーマを、小売市場における競争構造という視点から理論的に分析することになる。すなわち「営業形態発展の理論」「コンビニエンス・ストアのライフサイクル」「リレーションシップ・マーケティング」「プライベート・ブランド」「街づくりマーケティング」「大店法から街づくり3法へ」などのテーマを、小売市場の競争を特徴付けている「業態」「垂直的関係」「立地」という3つの要因からアプローチしている。

目次

第1章 現代流通のパースペクティブ
第2章 営業形態発展の理論
第3章 我が国小売業の革新と展開:コンビニエンス・ストア
第4章 リレーションシップ・マーケティングと小売市場の垂直的構造
第5章 プライベート・ブランドと小売市場
第6章 街づくりマーケティングの視点
第7章 街づくりマーケティング―立川市の場合
第8章 大店法の評価と街づくり3法
第9章 小売市場の競争理論