内容説明
電子マネーEdy、Suicaの急速な普及により、世の中から現金が姿を消し始めた。同時に、航空会社のマイレージやビックカメラのポイントが電子マネーにチャージされるようになり、ゲームの中のお金まで現実世界で価値を持ち始めた!デジタル化により、日々境目がなくなる「新しいお金」界の未来を示す。
目次
第1章 日常生活から現金が消える
第2章 ついに本格到来、電子マネー社会
第3章 ケータイ会社は銀行になりたい
第4章 企業通貨になったポイント
第5章 仮想通貨が現実世界につながる
第6章 新しいお金の戦国地図
第7章 新しいお金と持続可能な社会
著者等紹介
高野雅晴[タカノマサハル]
1963年群馬県桐生市生まれ。東京工業大学大学院電子システム修士課程修了。株式会社ビットメディア代表取締役社長。ビットメディアは、デジタル放送、ブロードバンドのサービス企画開発企業。メディア・ポイント・サービス開発の一環としてエコポイント・システムに関わり、「新しいお金」を具現化するEcoCa(エコカ)プロジェクトを推進中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなたの弟
2
電子マネーってこんな感じで発展してきて争ってるんだー。って理解できた本。★22013/07/02
Humbaba
2
新しい通貨,と言われてまっさきに思い浮かぶのがSuicaなどを始めとする電子マネーであろう.無論,それらは大きなウェイトを占める存在だが,それだけが新しい通貨というわけではない.ネットゲーム内で稼ぎ,使われている通貨も,実世界の通貨と同じように使えるような時代になった.2011/06/03
たかひー
1
★★ 刊行年が2007年だけに、古いのは仕方ない。逆に当時が電子マネー等をどのように見ていたのかが興味深い。ただ、本の内容としてはそれぞれの解説に重きが置かれているようでつまらない。2019/12/25
ken
0
面白いのだけど、マクロ視点が欠けてるというかなんというか。業界関わってる人なら面白く読めるんだろうと思う。2011/04/28