目次
第1章 個人情報保護法施行以降も後を絶たない情報漏洩(個人情報保護法に関係なく漏れる現状;情報漏洩がなくならない背景;ログで分かる職場の実態;ログの最大効果は予知能力)
第2章 ログが必要な時代背景―企業に求められているコンプライアンス(米国発のSOX法は対岸の火事ではない;本格的な電子文書化の時代へ―文書類の保存コストを軽減するe‐文書法)
第3章 ログマネジメントという考え方―リスクマネジメントから業務改革へ(ログは「不正監視」から「経営ツール」へ―ログの重要性が見直されている;企業における情報セキュリティや内部統制の実態;e-文書法への対応ソリューションの事例―キヤノン電子とNTTデータの共同プロジェクト)
第4章 機密情報は道具だけでは守れない(いかなるセキュリティ対策も社員に自覚がなければ無意味;人材教育と管理能力の重要性;健全な社員は、経営参画意識の向上で育まれる)
第5章 事例に見る無駄の排除とコストパフォーマンスの向上(さまざまな改革運動とログマネジメントが加速―三ツ星ベルトの場合;トラブル時の説明責任と教育の情報化の促進―三木市立教育センターの場合)
著者等紹介
酒巻久[サカマキヒサシ]
1967年キヤノン株式会社入社。研究開発部門に配属。VTRの基礎研究、複写機開発、ファックス(G3、G4)開発、ワープロ開発、PC開発、総合企画などを経て89年、取締役システム事業部長。96年常務取締役生産技術本部長。99年3月よりキヤノン電子株式会社社長に就任。就任五年で利益を十倍にするなど、キヤノン電子を高収益企業に改革した手腕で注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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