出版社内容情報
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
内容説明
公開したファイルはいかにして利用者の手に届けられるのか?100万人のユーザーを維持しえた技術は何か?P2Pシステムの開発の難しさはどこにあるのか?長い沈黙を破って、作者自らが内部詳細を公開し、その技術の可能性を考える。
目次
1章 P2Pの基礎知識
2章 Winny紹介
3章 Winnyの仕組み
4章 実装
5章 P2Pソフトの開発手法
6章 残された課題と可能性
著者等紹介
金子勇[カネコイサム]
昭和45年7月生まれ。茨城大学大学院にて博士(工学)の学位を取得。情報システム科学専攻。専門はシミュレーション環境、OS、可視化など。ネットワークは専門外であったが、原子力研究所勤務時代に複数のスーパーコンピュータをネットワークで接続し、その計算結果を可視化する研究にかかわった。その後、フリーソフトとして公開していたCGソフトの商用化、IPAの未踏ソフト事業などに参加したのち、東京大学で特任助手として実践的プログラミングの指導に従事した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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