内容説明
プログラムは文学になりえるのか。芸術としてのプログラミングからTEXまで、コンピュータサイエンスの巨峰が明かすそのプログラミング哲学。
目次
第1章 芸術としてのプログラミング
第2章 go to文を用いた構造的プログラミング
第3章 すべてのトポロジカルソーティングの配置を生成する構造的なプログラム
第4章 文芸的プログラミング
第5章 Jon Bentleyのプログラミングパールズ―サンプリング問題
第6章 続プログラミングパールズ:共通語問題
第7章 WEBの読み方
第8章 TEXおよびMETAFONTのプログラム抜粋
第9章 ドキュメント纂法
第10章 TEXのエラー
第11章 TEXのエラー記録
第12章 CWEBの例題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
88
プログラムそのものを文書として書く、あるいは文書そのものをプログラミング言語で書く。どういう出発点であっても、到達するところは同じかもしれない。TEXのプログラムを見るまでもなく、プログラムそのものが文書であることはプログラマなら常識のはず。最初にプログラミングを学習したときに、プログラムと文書を別々に書くことを不幸にも教わった人もいるかもしれない。人が読めるようなプログラミングをしたことがない人には、釈迦に念仏なのかもしれない。建築と同様、プログラムが芸術であり、工学であることは可能だろう。 2014/03/27
さわでぃ
1
通読してみたものの、時代背景が古いせいかいまいち消化できず。「プログラミング作法」「リーダブルコード」のほうがより実用的だろう。2015/08/01