アメリカVSロシア―冷戦時代とその遺産

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アメリカVSロシア―冷戦時代とその遺産

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  • サイズ B6判/ページ数 658p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784755612435
  • NDC分類 319.02
  • Cコード C0022

内容説明

米ロ超大国間の半世紀にわたる緊張と対立の時代から冷戦終結後の分裂の時代へ、そして衝撃の9・11事件後のテロとの戦い。ウォルター・ラフィーバーの卓越した分析手腕と鋭い洞察力によるアメリカ外交史の名著『アメリカの時代』(1989年)に並ぶ待望の長篇翻訳版。

目次

歴史の重荷(一九四一年まで)
門戸開放と鉄のカーテン(一九四一年‐一九四五年)
英ソによる冷戦開始宣言(一九四六年)
二つ割りのクルミ(一九四七年‐一九四八年)
NSC68文書の「異質な世界」(一九四八年‐一九五〇年)
朝鮮戦争―アジアとヨーロッパへの影響(一九五〇年‐一九五一年)
新たな争点と新たな顔ぶれ(一九五一年‐一九五三年)
異質な冷戦(一九五三年‐一九五五年)
スエズ運河をめぐる東西関係(一九五四年‐一九五七年)
ニューフロンティアと伝統的なジレンマ(一九五七年‐一九六二年)
ヴェトナム戦争と新興諸国(一九六二年‐一九六六年)
新たな封じ込め政策―デタントの興亡(一九六六年‐一九七六年)
「冷たい戦争」から「伝統的な戦争」へ―レーガンとゴルバチョフ(一九七七年‐一九八九年)
新世界秩序か、分裂の時代か?(一九八九年‐一九九三年)
冷戦後の分裂した時代―クリントン、エリツィン、そしてもう一人のブッシュへ(一九九三年‐二〇〇一年九月一一日)
天変地異(二〇〇一年‐二〇〇六年)

著者等紹介

ラフィーバー,ウォルター[ラフィーバー,ウォルター][LaFeber,Walter]
米国インディアナ州生まれ。スタンフォード大学で修士号を取得し、ウィスコンシン大学で博士号を取得。コーネル大学歴史学部教授を永年務め、米国外交史学会会長など歴任。代表的な著作に『新しい帝国』『パナマ運河』『アメリカの時代』『衝突』など。その他多くの著書を出版し、グスターバス・マイアズ賞、米国歴史学会ベバリッジ賞、バンクロフト・ホーリー賞、また優れた教育実践者を表彰する賞なども含め、これらの著作・研究実績に対して数多くの賞が贈られている

平田雅己[ヒラタマサキ]
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程修了(国際学修士)。現在、名古屋市立大学人文社会学部准教授

伊藤裕子[イトウユウコ]
一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士、法学)。現在、亜細亜大学国際関係学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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TS10

12
修正主義学派の泰斗の手になる浩瀚な米ソ冷戦史。冷戦期のアメリカによる第三世界への介入に関しても詳述しており、アメリカが現地の煩雑な政治経済構造を理解することなく、問題を一挙に解決しようと軍事介入を繰り返し、結果として事態をさらなる混迷に陥れてきたことがよく分かる。当時にあってそうした傾向に批判的であったケナンやモーゲンソー、ニーバー等リアリストの発言を多く引用しているのも印象的だ。しかし、米国企業の経済的利害がその外交政策を規定してきたとする叙述にはあまり説得力を感じなかった。2024/03/31

ゆずこまめ

4
大作だが泥臭い人間の歴史が面白い。 冷戦が終わったところまでじゃなく、冷戦後まで書かれているのがいい。2019/03/02

わび

3
「穏健な」修正主義学派に位置付けられる大家の筆による冷戦通史。修正主義学派らしく、アメリカ資本主義経済が孕む膨張傾向、行政府の権力肥大、軍事的手段への偏重といった点に批判的な立場を取るものの、それなりにバランスが取れた叙述と言える。そのような立場から、財政保守主義・ニュールック戦略を取ったアイゼンハワー政権が意外なほど高評価されるのも目に留まる。ただし、ソ連が崩壊して経済体制の対立軸が失われたポスト冷戦期まで手を広げたのは、アメリカ外交論ならばともかく、元の主題がぼやけてしまってやや蛇足だった感じだ。2020/06/23

人生ゴルディアス

3
教科書みたいな年号の羅列ではなく、関わった人々の人間臭さを感じさせながらつづられる戦後史。1930年あたりから詳述され、911あたりまで。よそで聞いたことのあった出来事や登場人物が、長い歴史の中に取り込まれていく感覚がとても楽しい。歴史は楽しいけど、やっぱり良書に出会えるかと、あとは単純にいかにたくさん触れるかだなあ、と改めて思う。ところで、15章の翻訳だけ、んん? というのがしばしば。時速8000kmでトレードセンターに飛行機がぶつかったら、飛行機は建物を突き抜けてマンハッタンに新しい滑走路ができてる2014/09/03

アンドレ

3
アメリカ側から見た冷戦を叙述方式で捉えることができる。 ところどころに筆者の考えが述べられているので、その部分を捉えるのが重要。2013/06/20

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