内容説明
米ソの冷戦はどう終結したか。冷戦の終結から20年。冷戦が終結したプロセスをレーガン、ゴルバチョフ、ブッシュらの米ソ首脳外交と連邦議会の活動に焦点を当て分析する。
目次
第1章 冷戦とは何か―その定義と米ソ対立の起源(冷戦の定義;冷戦から見た第二次世界大戦;冷戦の起源―第一次世界大戦から米ソ国交樹立まで)
第2章 レーガン対ゴルバチョフ(レーガンの再選とゴルバチョフの登場;ジュネーヴ会談とレイキャヴィク会談;レーガン外交の完成)
第3章 ゴルバチョフ対ブッシュ(ブッシュ政権での対ソ政策の見直し;東欧革命とマルタ会談;ドイツ再統一と湾岸危機;ソ連国内での民族主義の台頭;クーデターとソヴィエト連邦の崩壊)
第4章 冷戦の終結と連邦議会(アメリカ外交と連邦議会;INF条約の批准と国防費の削減;冷戦の制度化―経済支援と核廃棄支援;冷戦の終結)
著者等紹介
和田修一[ワダシュウイチ]
1955年、仙台市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士前期課程修了。参議院議員関嘉彦公設第一秘書、平和・安全保障研究所研究員、日本国際交流センター・プログラムオフィサー、平成国際大学法学部助教授を経て、平成国際大学法学部教授、東洋大学兼任講師。専攻は国際政治(対外政策)、安全保障論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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