内容説明
第一次大戦から戦間期にかけてわが国経済が経験した空前の好景気「大正バブル」とその崩壊「戦後恐慌」そして昭和前期の「金融恐慌」に至るまで大正デモクラシーと激動の時代を解明する。
目次
第一次世界大戦勃発前後の経済情勢
第一次世界大戦期における金融財政政策
第一次世界大戦終結前後の経済情勢
第一次世界大戦終結後の金融政策
過熱する景気
大正バブルの崩壊
バブル崩壊直後の緊急対策
バブル崩壊後の金融政策
バブル崩壊後の財政政策
構造改革の失敗
不良債権問題の淵源
加藤超然内閣による政策転換とその挫折
大正デモクラシーの政治経済学
著者等紹介
望月和彦[モチズキカズヒコ]
大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程中途退学。大阪大学経済学部助手、桃山学院大学経済学部助手、助教授、米国フロリダ大学客員研究員等を経て、桃山学院大学経済学部教授。専攻は、日本経済論、経済政策史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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