内容説明
人間と社会、政治と「共通善」、政治の世界の特質、政治権力と国家、社会進化と政治化、「法の理念」と政治体制、政治学とはどのような学問かなど。政治学の基本テーマを理論的に体系化したジョルジュ・ビュルドーの政治学理論。
目次
ビュルドー政治学の方法
ビュルドー政治学の基礎としての社会理論
ビュルドー政治学理論における「共通善」の概念―「政治社会の目的」の内容
「共通善」概念の系譜―トミスムからビュルドーへ
ビュルドーにおける政治の概念
「政治の世界」の解剖学(1)―非合理的世界の論理
「政治の世界」の解剖学(2)―政治を動かす原動力
ビュルドー政治学理論における社会進化と政治化
ビュルドーの権力論
ビュルドー政治学理論における「法の理念」と国家
ビュルドーの政治体制論
ビュルドー政治学理論の特質
著者等紹介
櫻井陽二[サクライヨウジ]
明治大学政治経済学部教授、日仏政治学会理事、『日仏政治研究』編集委員長、日本政治総合研究所理事。専攻は、政治学原論、政治体制論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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