内容説明
光と同時に影の側面をも抱えるグローバリゼーション。地球人類はグローバリゼーションの危機とどう向き合うべきか。不可避な現代的課題に鋭いメスを入れる。
目次
グローバリゼーションがもたらす危機への対応
経済のグローバル化と国際通貨金融システムの課題
企業のグローバル化と「社会」によるガバナンス
地球型情報化社会の構築に向けて
若年人口の膨張がもたらす社会的・政治的影響
食料・資源・エネルギー需給の危機と対応のシナリオ
グローバル時代のウイルス感染症対策
環境危機の拡大とNGO/NPO活動への波及
グローバル化する安全保障の原因と本質
「テロ」と「対テロ」戦争による相互破壊にどう対処するか
紛争管理と小型武器拡散防止レジーム
ロシアの社会経済危機と新自由主義の教義
「全球化」の衝撃と中国の対応
著者等紹介
青木一能[アオキカズヨシ]
日本大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。