内容説明
ラカーのみが書きうる包括的戦後史。西欧・東欧・ロシア(旧ソ連)という広い地域を、政治・経済・社会・文化にわたり、単独で執筆。ヨーロッパのすべてがわかる現代史の決定版。「ペンギン叢書」で読みつがれる名著の待望の翻訳書(全三巻)。
目次
第5部 「戦後」時代の終焉―西欧(欧州経済―1970~90年;社会的諸勢力―新旧の競合;ドイツ―大連立政権から統一まで;オランダとベルギー;英国―サッチャーの革命;ドゴール以後のフランス;イタリア―国内危機と回復;フランコ以後のスペイン;スカンジナヴィア諸国―国益と欧州協力との間で)
第6部 「戦後」時代の終焉―ソ連と東欧諸国(ブレジネフとゴルバチョフの時代のソ連―衰退と改革;東欧の停滞;東欧の革命)
著者等紹介
坂井一成[サカイカズナリ]
東京工業大学大学院社会理工学研究科助手。1969年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程退学。専攻は国際関係論、エスノポリティクス、フランス現代政治
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