内容説明
「発展(開発)/低発展(低開発)」における最新の理論動向について、タイムリーで刺激的な論評。
目次
第1章 発展と社会科学―分析形式の提示
第2章 近代化論から公共政策へ―「政治発展の政治学」における連続と変化(政治学・近代化・政治発展;1970年代の政治発展論;公共政策と発展;公共発展政策)
第3章 低開発の社会学を超えて―従属・マルクス主義・国家(ラディカル発展論の初期の思想的展開;従属論;低開発の社会学を超えて;流通主義派と生産主義派;低開発・階級形成・ポスト植民地国家)
第4章 第三世界の公共政策と国家―共通の基盤を求めて(発展研究の現状すなわち国家学?)
訳者付論 比較政治発展論の現況