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内容説明
1963年6月17日、旧大阪拘置所で孫斗八は死刑を執行された。強盗殺人で死刑判決を受けた彼は、獄中で法律を学び、人権無視の拘置所の現状を告発、本人訴訟で1審勝訴を勝ち取る。また死刑受執行義務不存在確認訴訟では刑場の検証を自ら立ち会って行っている。彼は、死刑囚として日本の監獄行政、死刑制度とまさに命がけで闘ったパイオニアであったのだ。本書は孫と交流のあった故丸山友岐子の優れた歴史的なルポルタージュ作品で、1968年以降、4つの出版社から刊行された。初版刊行から半世紀、監獄行政の本質は変わらず、死刑制度も厳然として生き残っている。いま孫斗八の闘いから学ぶことは少なくない。
目次
日本のチェスマン
生いたち
兇行
第一審で死刑の判決
大阪拘置所は監獄闘争の花ざかり
ポシャゲた無実の訴え
拘置所長を告訴
第二審でも死刑
死刑確定
原告として法廷に立つ
死神との闘い
社会の扉を押し開く
監獄の人権を争う行政訴訟で勝訴
孫斗八の助命運動
社会からのきびしい風当り
孫斗八・第二の「所長時代」
恋人の登場
死刑訴訟の敗退、所長の交替
遂にやってきた死
葬式の参列者たち
著者等紹介
丸山友岐子[マルヤマユキコ]
1934年6月、大阪府泉佐野市で生まれる。1981年、中山千夏らと「死刑をなくす女の会」を立ち上げる。マスコミ報道による女性への陵辱に抗議し、おんな通信社をおこし、1995年6月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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