クィア・セクソロジー―性の思いこみを解きほぐす

個数:

クィア・セクソロジー―性の思いこみを解きほぐす

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 194,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784755401916
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

内容説明

性暴力、セックスレス、エイズ、同性愛、性同一性障害、男女共同参画などの今日的問題を、映画・音楽・アートも含めた身近な話題を通して、マイノリティの視点から包括的に捉えなおす。ジェンダー/セクシュアリティの新しい展望をきりひらく、斬新でクィアなエッセイ集。

目次

入門編(セックスの思いこみを解きほぐす;音楽で思いこみを解きほぐす)
基礎編(セクシュアリティの思いこみを解きほぐす;ジェンダーの思いこみをときほぐす)
実践編(セクシュアル・ヘルス(=性の健康)は誰のもの?)
理論編(性の研究は誰のもの?;私のからだは誰のもの?)

著者等紹介

中村美亜[ナカムラミア]
専門は、ジェンダー&セクシュアリティ研究と表象文化論。現在、大学非常勤講師(お茶の水女子大学、聖路加看護大学、明治学院大学、関東学院大学、東京工芸大学)、東京芸術大学特別研究員。東京芸術大学卒業、同大学院在学中の1994年に渡米。コーネル大学、ミシガン大学(修士課程修了)、ワシントン大学セントルイス(博士課程単位取得退学)で音楽学を専攻。その後、サンフランシスコのセクシュアリティ研究センター(The Institute for Advanced Study of Human Sexuality)で性科学を学ぶ(修士・博士課程修了)。在学中から、セクシュアリティ関連のカウンセリング・サポート、HIV/AIDSの予防啓発、トランスジェンダーやセックスワーカーなどの支援活動に関わる。2003年に帰国後、NPO法人ぷれいす東京の活動協力をはじめ、男女共同参画センターやセクシュアル・マイノリティ関連施設でのワークショップ、性教育の教員対象セミナー、中学・高等学校での講演に携わってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まなまな

1
初めてタイトルにクィアと付く本を読んだ。日本でセクソロジーを専攻できる大学は無いとのことで、確かにな〜と。学会は一応あるし、医学や心理学などとの近接領域として学術的に扱われることもある。でも性科学単体を扱うことはあんまり無いよねと思った。逆に言えば色々な領域と重なるところが多くて、多様な視点から検討できるのかもしれない。 本書を読んでそういったことを考えたほか、内容そのものもすごく楽しめた。浜野佐知さんやわたりさんへのインタビューが面白かった。2023/07/12

aftonpsalm

1
自分のジェンダー化作用にクリエイティブに関わっていくこと。各人が自分らしく生きるためにはどうしたらいいかを、既成のジェンダー観に完全にとらわれずに考えていくこと。そのためには、女性が女性的と思われてきたもの全てを否定する必要はないし、自分にしっくりこない女らしさを無理して演じる必要もない。一般には男らしいことであってもしたければ堂々としていいし、自分の好きな、自分に合った女らしさがあれば、それを大事にしてかまわない。この文に、これまで壁にぶつかってもがきつづけてきたセクマイの私が学んだことが詰まっていた。2012/12/20

ra7

0
期待して読み始めたが、私には少し物足りなく感じた。エッセイで読みやすいしまとまっているから、一般の人にとっては確かに入門編になるかも。ただ、私は明らかに読む時期を間違えた。もう既にかなりQueerな視点に染まってしまっているもの。少なくとも「ことばとセクシュアリティ」よりも先に読むべきだったなぁ。2013/09/16

風見草

0
セクソロジー(性科学)の専門家による、ジェンダーと性に関するエッセイ集です。性欲については、生理であっても心理的・社会的な影響をも受けて作用するものであるとします。インタビューでは、女性向けポルノ映画の浜野佐幸監督が男根主義以外の多様なセックスの描き方を、セックスワーカー"わたり"さんが安全に愉しむという現場での実践を語ります。このほか、著者のワークショップ体験やセクソロジーの研究史にも言及します。「セックスの思い込み」をほぐし、様々な性のありかたに向き合うための、理論と実践の本です。2010/04/14

hon

0
本を読む時文献リストを必ずチェックするんだけど、論文入れて150以上😳それも日本語だけじゃなく海外の研究も参考にしていて、それを日本語で読めるのが良すぎる。性関連で積極的に活動してる団体の名前もたくさん出てくる(2008年出版当初から現在も活動している団体もチラホラ)から、その団体のサイト飛んで過去の調査見たりイベント参加したりもできそう。この一冊うまく活用できたら楽しそう🥰また素敵な本と出会えて幸せ〜2023/03/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/86246
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。