内容説明
性暴力、セックスレス、エイズ、同性愛、性同一性障害、男女共同参画などの今日的問題を、映画・音楽・アートも含めた身近な話題を通して、マイノリティの視点から包括的に捉えなおす。ジェンダー/セクシュアリティの新しい展望をきりひらく、斬新でクィアなエッセイ集。
目次
入門編(セックスの思いこみを解きほぐす;音楽で思いこみを解きほぐす)
基礎編(セクシュアリティの思いこみを解きほぐす;ジェンダーの思いこみをときほぐす)
実践編(セクシュアル・ヘルス(=性の健康)は誰のもの?)
理論編(性の研究は誰のもの?;私のからだは誰のもの?)
著者等紹介
中村美亜[ナカムラミア]
専門は、ジェンダー&セクシュアリティ研究と表象文化論。現在、大学非常勤講師(お茶の水女子大学、聖路加看護大学、明治学院大学、関東学院大学、東京工芸大学)、東京芸術大学特別研究員。東京芸術大学卒業、同大学院在学中の1994年に渡米。コーネル大学、ミシガン大学(修士課程修了)、ワシントン大学セントルイス(博士課程単位取得退学)で音楽学を専攻。その後、サンフランシスコのセクシュアリティ研究センター(The Institute for Advanced Study of Human Sexuality)で性科学を学ぶ(修士・博士課程修了)。在学中から、セクシュアリティ関連のカウンセリング・サポート、HIV/AIDSの予防啓発、トランスジェンダーやセックスワーカーなどの支援活動に関わる。2003年に帰国後、NPO法人ぷれいす東京の活動協力をはじめ、男女共同参画センターやセクシュアル・マイノリティ関連施設でのワークショップ、性教育の教員対象セミナー、中学・高等学校での講演に携わってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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