内容説明
ベ平連、吉本・埴谷論争、米軍脱走兵支援、反天皇制、AA作家運動―遙かな時、遠い記憶を甦らせる。
目次
ベ平連という運動(経験)
資料 「アルジェの戦い」と暴力の意味―暴力と非暴力の谷間
「党と革命」という問題をめぐって―埴谷・吉本論争の周辺
資料 私のなかの由井誓
そして無党の運動へ―シングル・イッシューと反天皇制
資料(転機を準備したもの―ごく私的な回想から;無党の運動論に向かって―特集のはじめに;過渡期の記憶のなかで―『インパクション』一〇〇号に寄せて)
AA作家運動の軌跡
資料(「国家のイデオロギー装置」という概念をめぐって;アレックス・ラ・グーマを想う;小田実とロータス賞)
著者等紹介
栗原幸夫[クリハラユキオ]
1927年東京生まれ。1950年慶應義塾大学経済学部卒業。青木書店、『週刊読書人』、『日本読書新聞』などの編集部に勤務のかたわら、さまざまな新しい運動に関わりつつ、コミュニズム運動史、プロレタリア文学史を研究。現在、文学史を読みかえる研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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