目次
1章 火を必要とする者は、手で掴む
2章 身心快楽の道を行く
3章 花も嵐も踏み越えて
4章 馬にニンジン、人には慰め
5章 “リブという革命”がひらいたもの
6章 啓蒙より共感、怒りより笑い―ミューズカル“おんなの解放”
著者等紹介
田中美津[タナカミツ]
1943年東京生まれ。現在、鍼灸院「れらはるせ」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みゃーこ
59
今も色あせない。いまだに斬新。切り口がシャープ。リブのほうが言葉の威力はフェミニズムに比べてずっと爆発力がある。 2013/04/14
まやちゃん
3
田中美津好き過ぎた。2020/05/08
makoppe
2
わたしを突き詰める姿勢。田中美津は、わたしの憧れの人になった。2017/04/02
ざまたかこ
1
再読。 以前に読んだ時はウーマンリブが生まれた時代の息づかいのようなものにただ圧倒されたのだけど、今回は「リブはliveなんだなあ」と胸に落ちた感じです。小さな自分を生きる。自分が小さく変わる。そこから大きな何かを動かして行こう。2017/04/19
はな
0
先月逝去された田中美津さんの本。タイトルに惹かれて読んだけどめちゃ良かった。魂と身体から出る言葉ってこんなに響くのか。世界で一番大事な私、と、取り繕うしょうもない私、を反復横跳びしながら「今ここにいる私」を全身で受け止め前進してゆく格好良さよ。ウーマンリブの話だけれど、読み終わりに「フェミニズムについて勉強しなくちゃ…」というより「この人の話もっと聞きたい!」「自分も自分のことを語りたい、そこから始めたい」と思える言葉たちだった。私もこんなふうに身体から湧き出る実感を伴った言葉を書けるようになれたらなぁ。2024/09/04