目次
1章 火を必要とする者は、手で掴む
2章 身心快楽の道を行く
3章 花も嵐も踏み越えて
4章 馬にニンジン、人には慰め
5章 “リブという革命”がひらいたもの
6章 啓蒙より共感、怒りより笑い―ミューズカル“おんなの解放”
著者等紹介
田中美津[タナカミツ]
1943年東京生まれ。現在、鍼灸院「れらはるせ」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みゃーこ
59
今も色あせない。いまだに斬新。切り口がシャープ。リブのほうが言葉の威力はフェミニズムに比べてずっと爆発力がある。 2013/04/14
ネギっ子gen
56
【頭デッカチ・フェミニズムじゃ自分一人も幸せにできない。あなたの生きづらさから始まる、あなたの言葉で語るフェミニズム】「いのちの女たちへ」から30年余。わたしが敬愛する著者による、90年代以降のインタビューなどをまとめた2005年の書。<自分であることを怖がらずに生きていく。そして、これからもますますオッチョコチョイに磨きをかけて、「あんなふうでも生きていかれる」とか、「あんたを見てると安心する」と言われるようになりたいわ。それは私のような女にできる一番の社会奉仕だ。余計な期待もされずにすむし>と―― ⇒2024/10/08
時田桜
3
田中美津好き過ぎた。2020/05/08
makoppe
2
わたしを突き詰める姿勢。田中美津は、わたしの憧れの人になった。2017/04/02
はな
1
先月逝去された田中美津さんの本。タイトルに惹かれて読んだけどめちゃ良かった。魂と身体から出る言葉ってこんなに響くのか。世界で一番大事な私、と、取り繕うしょうもない私、を反復横跳びしながら「今ここにいる私」を全身で受け止め前進してゆく格好良さよ。ウーマンリブの話だけれど、読み終わりに「フェミニズムについて勉強しなくちゃ…」というより「この人の話もっと聞きたい!」「自分も自分のことを語りたい、そこから始めたい」と思える言葉たちだった。私もこんなふうに身体から湧き出る実感を伴った言葉を書けるようになれたらなぁ。2024/09/04
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