内容説明
梶山季之が生まれ育った「ふるさと」植民地下朝鮮を描く作品群。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2025/01/20
ぽ@8001
2
この中から「族譜」と「性欲のある風景」をチョイスしました。 構想中のWeb上への投稿予定作の背景をサラっと補足できる下地に使えそうかな?と読み進めると、本編の途中から何だか重たく感じる背景がひしひしと伝わってきて。現代・現在の韓国とは極めて異質の雰囲気。かなり貧しく素朴で泥臭いアジアの一地域の光景が広がっていました。 個人的には嫌いじゃない感性。なのですが…ただ二点引っかかるところがあります。2022/07/10
midorenjah
2
話ごとのストーリーはワンパターン感も否めないが、絶版になっているのが惜しい本。戦争末期の朝鮮半島、日本軍が婦女子を強制連行したなどと言うこともなく、また、日本人朝鮮人分け隔てのない公正な生活が営まれていた訳でもない、当時の暮らしが淡々と書かれています。2017/07/30