内容説明
天皇は東南アジア・中国・沖縄を訪問、自衛隊海外派兵の露払いを行った。皇太子の嫁の父は、外務省タカ派のリーダーだ。天皇制が続けば、日本は再び侵略戦争に向かうだろう。反天皇制運動を担ってきた著者が、過去2年数か月の国家主義の動きをまとめた。
目次
1 「純愛」じかけの天皇制
2 皇室情報の「誤読」
3 派兵時代の象徴天皇制(天皇制と天皇の「人柄」―徹頭徹尾「不義の人」;「グリーン」は環境破壊で平和は戦争―アキヒトのASEAN歴訪を評すな!;「謝罪」と「責任」―戦争責任と〈反戦=反天皇制〉運動;「解釈改憲」による派兵―戦争のための“平和運動”批判;「国際貢献」論と闘う国際連帯をめざした〈反天皇制=反戦〉運動へ!;天皇の“平和”・国連の“正義”を撃て!! ほか)