目次
1 まえがき(コメディ・オヴ・マナーズの系譜―まえがき風のスケッチ)
2 王政復古期(ウィリアム・ウィッチャリーの『田舎女房』における作法に対する戦略のアンビヴァレンス;誰が殺した、風習喜劇を?)
3 一八世紀(読んでよい小説、観てよい芝居―『パミラ』とマナーズの攻防;一八世紀喜劇における“作法”と“感傷主義”)
4 一九世紀(変容する「紳士」像―『高慢と偏見』に描かれる“マナーズ”;規範と欲望の交渉―喜劇的空間としての『クランフォード』;『まじめが肝心』におけるマナーズと欲望の協力/共犯)
5 二〇世紀・現代イギリス文学(戦時下の作法、あるいは無法―イーヴリン・ウォー『もっと多くの旗を出せ』;可動式プライベート時代のコメディ・オヴ・マナーズ―ノーエル・カワードからハロルド・ピンターへ;『ブリジット・ジョーンズの日記』と風俗小説(ノヴェル・オヴ・マナーズ))
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