目次
いま私たちが文学を読んだり教えたりすることは好ましいことなのか
文学に飽きた者は人間に飽きた者である
文学の意義―児童文学から考える
文学の破壊力、そして…―W.P.キンセラ「モカシン電報」を中心に
ヴェトナム・ヴェテランの経験の行方と「対幻想」―ティム・オブライエン『イン・ザ・レイク・オブ・ザ・ウッズ』
祈りの場としての文学―チャールズ・ジョンソンの『ドリーマー』と公民権運動を「物語る」こと
カラー・ラインの暴力―トニ・モリスンの『神よその子を助けたまえ』
Arrival(Stories of Your Life)における言語と時間、そして交渉
ミハイル・バフチンの叙事詩と小説の比較に関する一考察―ジョン・ミルトン『失楽園』の小説的要素について
童話の空白を埋める『アダム・ビード』の世界
中国の郷土文学とその活力――魯迅から莫言、そして未来へ
英語の教室でフィッツジェラルドの短編と長編を用いた四技能育成事例―文学教材と英語教育の融合のために
英語の授業で文学を読む意義―メルヴィルの短編小説をどう読むか
文学の必要性に関する一考察
文学とオルタナティブな自己について
筒井正明先生とは何だったのか?
著者等紹介
鈴木章能[スズキアキヨシ]
長崎大学人文社会科学域教授。明治学院大学文学部英文学科、同大学院文学研究科博士後期課程修了。甲南女子大学教授等を経て2014年より現職。博士(英文学)(明治学院大学)
安藤聡[アンドウサトシ]
大妻女子大学比較文化学部教授。明治学院大学文学部英文学科、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。愛知大学教授を経て2009年より現職。博士(文学)(筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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