目次
第1章 書き換えられた土着性―アングロ・インディアン小説の「近代化」表象
第2章 土着と近代、ローカルとグローバル―スピヴァクと現代移民小説を中心に
第3章 インド・パキスタン、アフリカ英語文学における「土着」と「近代」―ハニフ・クレイシ、モーシン・ハミード、グギ・ワ・ジオンゴを中心に
第4章 空洞化する近代―スパイとゴシップのネットワーク
第5章 「近代」から「近代」を問い直す―カリビアン・ディアスポラが見つめる「土着」と「近代」
第6章 カリブ海地域における“新”植民地主義と土着/近代―ジャメイカ・キンケイドの『小さな場所』とステファニー・ブラック監督の映画『ジャマイカ楽園の真実』を再考する
第7章 移動する土着、移動する近代―V.S.ナイポールの作品から
第8章 オセアニアの舞台芸術にみる土着と近代、その超克―レミ・ポニファシオの作品世界と越境的想像力をめぐって
第9章 東京物語としてのゴジラ―「土着」と「近代」のジレンマ
著者等紹介
栂正行[トガマサユキ]
中京大学教授。専門は英語圏文学
木村茂雄[キムラシゲオ]
大阪大学教授。専門は英語文学、ポストコロニアル理論
武井暁子[タケイアキコ]
中京大学教授。専門はイギリス小説、歴史、文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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