目次
1 ディケンズをどう読むか―「やさしさ」としての“社会改良”
2 三つのユートピア小説に描かれた“社会改良”―ブルワー=リットン卿、サミュエル・バトラー、そしてウィリアム・モリス
3 道徳と感性の改革―ヴィクトリア朝における動物愛護文化と英文学
4 オスカー・ワイルドが夢見た世界―童話「幸福な王子」に託した“社会改良”
5 自国文芸の再解釈と“社会改良”の源泉―ヴィクトリア朝のシェイクスピア理解
6 暴かれた現実とキリスト教的憐れみの実践―ラファエル前派が見た改良されるべき社会
7 解放と自由を身に纏う―ファッションにおけるイギリス的スタイルの生成と影響
8 世直しの夢と挫折―ジョン・ラスキンとウィリアム・モリス
9 社会はデザインで変わるのか―ウォルター・クレイン再考
10 信仰告白としての芸術表現―ゴシック・リヴァイヴァルとキリスト教的“社会改良”
著者等紹介
向井秀忠[ムカイヒデタダ]
明治学院大学文学部英文学科卒業。同大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。松山大学法学部教授等を経て、現在、フェリス女学院大学文学部英文学科教授。専門はイギリス小説
近藤存志[コンドウアリユキ]
筑波大学芸術専門学群卒業。エディンバラ大学大学院にて博士号取得。筑波大学芸術学系助手、聖学院大学人文学部助教授等を経て、現在、フェリス女学院大学文学部英文学科准教授。専門はイギリス芸術文化史、デザイン史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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