内容説明
第2言語習得理論、言語学研究の世界的権威ビビアン・クック博士(英国・ニューキャッスル大学)による、英語の書き方(書記体系)に関する入門書でありながらも包括的な専門書の邦訳。
目次
第1章 「書く」ということ
第2章 英語の話し言葉と書き言葉:その多面性
第3章 英語の綴りへのアプローチ
第4章 句読法と植字術
第5章 英語の書記体系を身につける
第6章 英語書記体系におけるバリエーション
著者等紹介
クック,ビビアン[クック,ビビアン][Cook,Vivian]
1940年イングランドのウィルトシャイア出身。オックスフォード大学ニュー・カレッジ、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ卒業。イーリングテクニカル・カレッジ、ノースイーストロンドン・ポリテクニック、エセックス大学応用言語学科講師を経て、ニューキャッスル大学応用言語学科教授。第2言語習得、特に多言語運用能力(multi‐competence)の概念に基づいた言語教育、チョムスキー言語理論の解説、英語書記体系に関する業績などで世界的に著名。近年の研究テーマには、バイリンガルの認知プロセス、言語教育に対する多言語運用能力研究の応用、書記体系などがある。ヨーロッパ第2言語研究協会(European Second Language Association:EUROSLA)の創設者で初代会長
岡田毅[オカダタケシ]
1956年生まれ。青山学院大学大学院博士課程前期修了。浜松短期大学英語科専任講師、山形大学教育学部助教授、ロンドン大学バークベック・カレッジ客員教授を経て、東北大学国際文化研究科教授。専門は英語コーパス研究、eラーニング教育研究
石崎貴士[イシザキタカシ]
1968年生まれ。筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。現在山形大学地域教育文化学部准教授。専門は英語科教育、第二言語習得理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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