内容説明
フランシス・ジェイムズ・チャイルドが編纂した中世以来ヨーロッパ各地の口承伝承文学、全三百五篇を三巻に分けて全訳。第三巻は109篇を収録。
目次
少年とマント
サー・ガウェインの結婚
ヘンリー王
若者エティン
ジョン王と大司教
ウェダバーン船長の求婚
若者アンドルー
王女ジーン
若者ビーカン
カラスと鶴〔ほか〕
著者等紹介
中島久代[ナカシマヒサヨ]
九州共立大学教授
藪下卓郎[ヤブシタタクロウ]
姫路獨協大学教授
山中光義[ヤマナカミツヨシ]
福岡女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たぬ
6
☆4 ※未登録だった既読本2007/01/12
j1296118
1
チャイルド・バラッド収録三百五篇中四十篇以上を占めるロビンフッド・バラッド、そのうち長篇『ロビン・フッドの武勲』を含む三十篇近くを収める巻。巻頭の話も『ロビンフッド・バラッドの変容』というロビンフッドづくし。 『アイヴァンホー』のロクスリーは近世バラッドで転落したロビン像が中世風に復古・復権したようなもの? パーシィの方でも思ったけれど、ブルフィンチ版の『少年と外套』は王妃周りが随分とマイルドに翻案されてのだなあ2016/09/08
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