著者等紹介
伏見俊行[フシミトシユキ]
日本大学経済学部/大学院経済学研究科教授、中国中央財経大学財税学院客員教授、中国国家税務総局揚州税務学院客員教授、早稲田大学政治経済学部卒。知覧税務署長、JETROサンフランシスコセンター所員、インドネシア国税総局顧問、中国中央財経大学教授、国税庁相互協議室長、同広報広聴官、同国際業務課長、同調査課長、金沢国税局長などを歴任。また、朗読劇「未来へ」の主宰、国際税務交流研究所代表など、社会貢献活動、国際貢献活動に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Anthony
2
この10年でもIFRSやBEPSがあって変化は続くが、会計も税務も90年代と2000年以降ではここも大きな違いがある。この本は税務の話だが、今の制度がどう成り立ってきてかの歴史を知ることは為になった。内容は、小説というよりは参考書として読む本かと。2019/05/21
影実
1
1990年代のサンフランシスコに長期出張した国税調査官の視点から国際的租税回避問題、移転価格課税問題について描いた小説パートと、参考として月刊『税理』に掲載された論考をまとめた一冊。全体的に説教臭く、小説パートはお世辞にも面白いとは言えないが、国際的租税回避、移転価格税制について分かりやすく説明していたと思う。欲を言うなら参考パートを増やすなり、移転価格税制や租税回避の具体的事例をもう何例か取り上げてほしかった。2017/12/23
みやちゃん
0
小説というより、国税の活動が如何なるものなのか感じられたことが参考になった。2018/03/01