内容説明
「法令にそう書いてあるから」と言われても分からない、「何でそうなの?」という素朴な疑問に答える1冊。読んでいくうちに法人税の基礎が身に付き、税務調査対策もOK。
目次
第1章 法人税とはどんな税なんだろうか?(法人税とはどんな税なんだろう?;法人とは? ほか)
第2章 課税所得計算上の“なぜ?”(事業年度の損益になぜこだわるの?;「益金」、「損金」って何? ほか)
第3章 法人税の税務調査はこう行われる(なぜ税務調査は必要なの?;税のペナルティーはなぜ? ほか)
第4章 処分に納得できないときは―納税者の権利救済(処分に納得できない場合には;審査請求の仕組みは?)
著者等紹介
太田栄一[オオタエイイチ]
昭和23年生まれ。北海道北檜山町(現せたな町)出身。昭和41年4月札幌国税局総務部総務課。昭和60年7月国税庁長官官房広報課報道係長。平成5年7月税務大学校教務課長補佐。平成9年7月横須賀税務署副署長。平成13年7月税務大学校教育第一部教授。平成17年7月川崎西税務署長。平成18年7月玉川税務署長。平成19年9月税理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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gilzer
1
法人税の概論、課税所得計算、税務調査、納税者の権利救済の4つのテーマを柱としている。いずれの内容もタイトル通り軽いので初学者にも抵抗なく読めるが、課税所得計算は交際費、寄付金についてややこだわって書かれている。個人的に面白かったのは源泉徴収制度の話。財産権の侵害という法的問題、納税者意識の欠如という政治的問題。徴収する側にとってはこの上なく便利なこの制度がなくなったとしたら国民は税金を納めるだろうか、税金を納めないという抵抗の仕方は民主主義の観点からどう評価できるだろうかなどつらつら考えながら読んだ。2012/10/20
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