出版社内容情報
令和6年から新制度がスタートしている贈与税について、「暦年課税」と「相続時精算課税」のそれぞれのメリット・デメリットを多角的な視点から分かりやすく解説。金額は同じであっても、所有する財産の種類(現金、土地等、株など)によって、対応は異なる場合もあるため、本書では各種財産別に贈与のポイントと留意点を説明し、自分にあった計画的贈与を検討できるよう工夫。また、贈与のシミュレーションを掲載しこれまであえて、相続時精算課税を利用せずに相続対策を行っていた方の対策の見直しの一助として、そしてこれから贈与を検討中の方が相続を見据えた対策ができるよう、「暦年課税」と「相続時精算課税」の相続税の取扱いの相違点についても詳解。
◆新しい「相続時精算課税選択届出書」を掲載
◆暦年課税と相続時精算課税の相続税における取扱いの相違点
◆贈与から相続へと続くマネジメントの中で関連してくる譲渡所得の取扱いについても解説
◆シミュレーションから読み解く相続時精算課税選択のタイミング
◆不動産・金融資産など財産の種類別贈与の留意点を解説
◆相続時精算課税の選択に際し、クライアントに必ず説明し、理解を得たことを確認する項目をまとめたチェックリストを掲載。確認したことを可視化して共有することで、後々のトラブル回避につながるため、顧客管理のためのツールとしてとても便利で、コピーをして実務ですぐにご利用していただくことも可能
★様式、質疑事例等最新の情報もとに解説
内容説明
令和6年1月1日以後用相続時精算課税選択届出書を掲載。暦年課税と相続時精算課税のメリット・デメリット。暦年課税と相続時精算課税の相続税における取扱い相違点。シミュレーションから読み解く相続時精算課税選択のタイミング。不動産・金融資産など財産の種類別贈与の留意点。
目次
序章 令和6年以後の相続税・贈与税の基本的な考え方
第1章 令和6年以後の相続税・贈与税の概要
第2章 財産種類別の生前贈与の活用と留意点
第3章 令和6年以後の贈与の最適解の検証
第4章 相続税贈与税に関する民法改正の概要
第5章 今後の課題