出版社内容情報
一生のうちに何度も遭遇することがなく、一般には極めて馴染みが薄い相続税。本書では民法による「相続」そのものの捉え方から、相続税に関する最低限知っておきたい基礎知識を平易に解説。相続税法には「相続」、「遺贈」、「相続の開始」に関しての規定がなく、民法の規定に従っているため、相続税の仕組みや手続を理解するために必須となる民法に関しても具体的な事例により分りやすく解説。民法と相続税とを関連付けた上で、基本的で重要な部分や実務上、誤りやすい部分を中心にQ&A形式による事例を基に解説。また、遺言書と異なる遺産分割をした場合(包括遺贈)や第三者に対する相続分の譲渡があった場合など、実際に遭遇しがちなケースについても数多く解説。その上で、【ワンポイント】として、実務上の最重要点を簡潔に整理。税務に携わる実務家はもとより一般の方にも非常に参考となる解説書。
内容説明
知っておきたい民法と相続税の基礎知識を具体的事例によるQ&A方式で解説。
目次
第1 相続の開始
第2 相続人
第3 相続
第4 遺言
第5 相続分
第6 遺産分割
第7 遺留分
第8 相続時精算課税
第9 申告
第10 相続税の債務控除
第11 その他
著者等紹介
宮原弘之[ミヤハラヒロユキ]
昭和29年長野県上田市生まれ。昭和49年長野経済短期大学経済学科卒業、関東信越国税局資産税課審理係長、審理専門官及び同税務相談室審理担当等の資産課税に係る審理事務に従事した後、宇都宮税務署特別国税調査官を最後に退職、現在、税理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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