出版社内容情報
本書6訂版では、信託における適格請求書(インボイス)の実務、賃貸不動産を信託する際の手続き、借地権の信託と混同による消滅、受益権に対する質権設定、法人課税信託にかかる消費税の取扱い、信託契約書作成上の注意点、受益権の譲渡手続きなど、実務で論点になるような設問を新たに加え、信託の基本的な構造と権利関係及び民法、信託法、税法と複雑に絡み合った信託の取扱いをQ&A形式で実務的かつ網羅的に具体的な事例を交えながら詳解。信託に関する基礎から応用までを網羅し、資産家や会社オーナーの方はもちろん、税理士や公認会計士、司法書士や弁護士などの関連士業の方や金融機関の方にとっても信託の教科書として、実務書として、さらには入門書としても活用できる必読本。
● 図表等を多数用いて視覚的にも見やすさ・分かりやすさに配慮し、専門家ではない方でも容易に信託を理解できるよう基礎から応用までを具体的な事例をあげながら記述。
● 税理士の方にも実務に応用できるよう信託における税法上の細かい論点や課税上の注意点等、その他やや深い論点や信託に係る最新のスキームなども踏み込んで解説。
目次
信託の基礎
信託の応用と活用例
受益権の評価
信託の課税関係の基本
受益者等課税信託
受益者等課税信託の応用
不動産の信託
法人課税信託―受益者等が存しない信託
法人課税信託―受益証券を発行する信託
税の特例が適用できる商事信託
公益信託
税務署への提出書類
登録免許税・不動産取得税
その他税目
著者等紹介
笹島修平[ササジマシュウヘイ]
株式会社つむぎコンサルティング公認会計士・税理士。昭和44年神奈川県生まれ。平成24年株式会社つむぎコンサルティング設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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