出版社内容情報
国税徴収法基本通達の全項目について、制定趣旨、考え方、参考裁判例及び実務における留意事項等を逐条的に解説するとともに、近年における数多くの関係法令の改正を織り込み、精通者による解説を加えた実務担当者必携の書。前回版(令和3年版)以降の改正項目を織り込んで改訂。
前回版(令和3年3月刊)刊行後、国税の徴収に関する税制においては、以下のような改正が行われた。
(令和3年度税制改正)無償譲渡等の譲受人等の第二次納税義務の整備及び滞納処分免脱罪の適用対象の整備。
(令和4年度税制改正)差押財産の公売における入札手続を電子的に行うための整備。
(令和5年度税制改正)質問検査権の対象範囲や物件の留置き手続の整備など、滞納処分に関する調査手続の見直しなどの整備。また、財産の現状を改変して、その財産の価額を減損する等の行為について滞納処分免脱罪の適用対象とする整備。
国税徴収法等における以上の改正等を踏まえ、国税徴収法基本通達に係る令和5年12月までの改正を織り込み、実務に役立つ最新の逐条解説となっている。
目次
第1章 総則
第2章 国税と他の債権との調整
第3章 第二次納税義務
第5章 滞納処分
第6章 滞納処分に関する猶予及び停止等
第8章 不服審査及び訴訟の特例
第9章 雑則
第10章 罰則
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- 星の王子さまの天文ノート