出版社内容情報
オーナー経営者は、会社経営のことで頭がいっぱいで、ご自身の長期的なファイナンシャルプランを考えていないことが多いと感じています。
ファイナンシャルプランは、人生で起こるさまざまな出来事への適切な対応や目標を経済的、税務的側面から実現に導くのに有効です。
本書は、オーナー経営者の視点で、できるだけ良い形で、財産を次世代に承継していただけるヒントを提供したいという思いから企画し、読者の方一人一人にとって「もっと早く知っていれば良かった」と思っていただけるような内容を多く見つけることができる実務書です。
内容説明
少しの時間、少しの勇気、少しの決断で、将来は大きく変わる。同じ知識であっても、いつ知るかでその価値は異なってくる。「死亡したとき」と「長生きしたとき」に備えて、家族と会社の観点から考える。
目次
第1章 オーナー経営者だからしなくてはならないこと(自社株、会社・家族)(自社株の相続税評価額を知っていますか?;定款の内容を把握していますか? ほか)
第2章 オーナー経営者だからできること(手元資金を最大化する)(決算期の決め方と役員報酬;役員社宅は所得税の節税効果が大きい ほか)
第3章 家族と会社を守る資産運用(相続税の申告で残念だと感じたポイント;資産運用の効果と規模 ほか)
第4章 オーナー経営者の相続とその落とし穴(相続税の対象になるかどうか?;相続の節税ポイントは2つ ほか)
第5章 モデル年表(理想的な相続構成;年表(退職金依存型) ほか)
著者等紹介
小林進[コバヤシススム]
税理士。1967年山梨県生まれ。平成3年名古屋大学経済学部卒業。トヨタ自動車株式会社、メルセデス・ベンツ日本株式会社、アンダーセン税務事務所、税理士法人タクトコンサルティングを経て独立。相続、譲渡、交換、土地活用、M&A、事業承継対策等へ特化した専門家
島〓敦史[シマザキアツシ]
税理士。1963年東京都生まれ。青山学院大学経済学部卒業。青山学院大学大学院法学研究科修了。ヒューマンネットワークグループの税理士法人東京会計パートナーズの代表社員。徹底した現場主義をモットーに、30年間にわたりオーナー経営者の課題解決のためコンサルティングを行っている
齋藤伸市[サイトウシンイチ]
1960年東京都生まれ。大手損害保険会社を経て1999年に生命保険の乗合代理店ヒューマンネットワーク(株)を設立、代表取締役に就任。2000社を超えるオーナー経営者や医療法人の理事長を顧客として相続・事業承継、長生きリスクのアドバイスを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。