出版社内容情報
所得税法の基本的な仕組みを正しく理解できるように、その理論と計算を基礎から体系的にわかりやすく解説。所得税法解釈の指針となり、税務実務上の適用の指針となる重要な裁判例を405本収録し、それらの判決に示された裁判所の判断や当事者の主張を通じて所得税法をより深く正しく理解できるよう解説。
● 前回版(平成28年9月刊)以降の所得税法の大幅改正及び重要な裁判例・裁決例を収録し更に内容を充実。
● 所得税法に定める各制度の解説においては、図表や計算例等を随所に織り込み分かりやすく説明。
● 裁判例・裁決例の紹介においては、「事案の概要」、「争点」、「判決(裁決)の要旨」及び「コメント」の構成とすることにより、裁判(審判)の背景から当事者の主張及び裁判所等の判断に至るまでの全体像を理解。
● 書籍冒頭に「事例名称」、「裁判所名等」、「月日」(判決日・裁決日)、「出典」を書籍掲載順に一覧表形式により整理した「裁判例・裁決例目次」を掲載。また、巻末には判決(裁決)日順に整理した「裁判例・裁決例索引」を収録。確認したい裁判例・裁決例を用途に応じて即時に検索可能。
● 税務実務に従事している職業会計人、弁護士等をはじめ、大学院及び大学等で所得税法を学ぶ方々まで幅広く活用できる必携書。
目次
第1章 所得税の課税対象
第2章 所得区分
第3章 収入金額・必要経費
第4章 損益通算
第5章 所得控除
第6章 税額計算・税額控除
第7章 申告
著者等紹介
酒井克彦[サカイカツヒコ]
1963年2月東京都生まれ。中央大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士(中央大学)。中央大学法科大学院教授。租税法担当。(社)アコード租税総合研究所(At‐I)所長。(社)ファルクラム代表理事。著書他、論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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