内容説明
第7回M&Aフォーラム賞奨励賞を受賞した初版の第4版。M&Aのタックス・プランニングに際しての必携書。
目次
コーポレート・ファイナンス理論の基礎
組織再編を用いたM&A・企業グループ再編と課税
「資本金等の額」及び利益積立金額とみなし配当課税
合併・会社分割・現物出資・事業譲渡・株式譲渡を用いたM&Aと課税
株式移転・株式交換と課税
三角合併等と課税
第三者割当増資を用いたM&Aと課税
MBOと課税
自社株対価TOBによる買収と課税
スピン・オフ、スプリット・オフ及びスプリット・アップと課税
M&Aと連結納税制度
海外への本社移転(コーポレート・インバージョン)と課税
二元上場会社(デュアル・リステッド・カンパニー)M&A・企業グループ再編と一般的行為計算否認規定
著者等紹介
太田洋[オオタヨウ]
弁護士(西村あさひ法律事務所メンバーパートナー)。1991年東京大学法学部第二類卒業、1993年弁護士登録、2000年米国ハーバード大学ロースクールLL.M.(法学修士号)取得、2000年~2001年Debevoise&Plimpton法律事務所(米国NY)勤務、2001年米国NY州弁護士登録、2001年~2002年法務省民事局付(任期付任用公務員)(法務省民事局参事官室にて、平成13年・14年商法改正・商法施行規則の立案作業に関与)、2007年経済産業省「新たな自社株式保有スキーム検討会」委員、2010年金融庁金融税制研究会委員、2013年~2016年東京大学大学院法学政治学研究科教授、2018年金融審議会ディスクロージャーWG委員・経済産業省「我が国企業による海外M&A研究会」委員。現在、(株)リコー社外監査役、日本化薬(株)社外取締役、電気興業(株)社外取締役、(社)日本取締役協会幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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