ある機関士の回想

ある機関士の回想

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  • サイズ B5判/ページ数 225p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784871498616
  • NDC分類 536.1
  • Cコード C0065

目次

庫内手―鉄道省入省のころ
C57―最初と最後に付き合った思い出のカマ
C53―ほんのわずかな付き合い
B6―機関助士としてひとり立ちしたころ
C51―学生時代の憧れとの出逢い
C55―手のかかる厄介者
C11―武豊線でのんびりとした付き合い
機関車のクセ、機関士のクセ―生き物に似た機械の個性
C59―最も愛着のあるカマ
進駐軍専用列車―戦後の苦渋の象徴〔ほか〕

著者等紹介

川端新二[カワバタシンジ]
昭和4年1月17日福井県福井市に生まれる。18年3月国民学校高等科(高等小学)卒業。18年4月国鉄に就職、名古屋機関区庫内手。19年6月機関助士。32年7月機関士。59年3月退職。国鉄退職後7年間、空調技術者(一級ボイラー技士、危険物取扱責任者)としてビル管理会社に勤務。愛知県春日井市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Charon

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名古屋機関区で戦中から国鉄終わり頃まで機関車を動かし続けた奮闘記。往年の主要蒸機(10数機種)と電化後の主要直流電機のオンパレード。戦中~終戦直後の蒸機運転にまつわる凄まじいエピソードの数々には、「明けても暮れてもこんなものに乗って、よくもやっていたものだ」と驚くしかない。動かしていた側からみた機関車それぞれの知られざる特性やクセの描写は、ファンにはたまらない。誇り高い職業人による坦々とした業務回顧録というのは、やはりかっこいい。2010/02/02

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