高橋是清暗殺後の日本 - 「持たざる国」への道

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784754717230
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C0021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

丸坊主

1
ようやく読み終えました。私の頭では理解できない所が多々ありましたが(特に『英米の中央銀行』のあたりは…)、先の大戦を、今まで考えもしなかった視点から見直すことができました。経済戦で敗北した時点で勝ち目の薄い方向に流れざるを得なかった。その流れを理解できたような気がしています。そもそも英米と戦うつもりはなかった…というあたりの記載が印象に残りました。 勉強し直してから再読したい本です。2015/03/11

はるゆう

1
第一部のみを流し読み。誤解による日米開戦、ってのは、ちょっと意外な感じ。本来はしなくてもいい戦だったのか? 最後は、外地の資産放棄や戦後の超インフレ、という形で国民自体が負担することになった。とはいっても、戦争のための予算を承認した国会があるわけだし・・・。2013/08/20

psi_x

1
高橋是清の財政や金融に対する基本的な考え方や国民生活を本当に豊かにするとはどういう事かという思想は松本崇氏の前著からも明らかである。健全財政による低利の実現、そしてそれに因る産業振興をはかり豊かな国づくりをすると。平時には健全財政、緊急時には大胆な財政金融政策を、そして後始末には緊縮財政をというメリハリのある政策は眺めていて気分爽快。また地方分権にも理解があったように読み取れる。これだけの人物が今の日本にはいるだろうか?2011/07/28

muko1610

0
★★2011/05/05

Masamichi Uchida

0
古本で100円で購入。ボリュームが凄くてびっくり、大満足です。高橋是清の自伝を読んで影響を受けたので。塩川爺の推薦帯がついていて、出版社も初めて聞く。なのに3刷してました。 結論はおわりにで書かれていた通り、軍が財政に口出しして破綻したということだと思います。 それを日本を中心とした世界史を展望してくれます。 残念ながら、私の知識では金融に関する記述は理解至らず。それでも沢山の教養を頂きました。2020/05/31

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